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ドラマ「素直になれなくて」の感想 [日本のドラマ]

 お好きな方はごめんなさいですが、現在放送中の「素直になれなくて」は出演者が豪華で期待しすぎたせいでしょうか。みごと私の期待は外れました。

「のだめカンタービレ」「ラストフレンズ」の上野樹里ちゃんや瑛太君、東方神起のジェジュン君も出ると聞いて、わくわくして待っていました。

が、観始めて感じたことは、なんだか古臭い感じ。
音楽も洋楽で90年代っぽい。
トレンディドラマ全盛時に感じた軽薄な雰囲気。
セリフが軽くて、あまり物を考えてない人たちに見えます。
かつて北川悦吏子さん脚本の「ロングバケーション」などでは自然な会話が新鮮でしたが、今はそのままでは、余計古く感じるんですね。カッコいい=軽薄な感じ、というのはもう違うような…。
5話まで録画して観てみたのですが、私にはうーむ、です。
でも、あんがい、若い人には新鮮に思えるかもしれませんが。

流行を追った物事ほど、後から見ると余計に古臭く感じますよね。
たとえば、流行り言葉って、ナウい、とか、今聞くと、すごくおかしいように。80年代の肩パット入りのファッションや、バブル期の女性の髪型やお化粧は今見ると、妙に時代を感じてしまうように。

ただ、ジェジュン君が頑張っているで、その姿が一生懸命で嬉しいです。

せっかくの旬の役者さんたちが揃ってるので、もったいないなあと感じます。期待しすぎたかな。

ストーリーの中に色々な社会的な問題を詰め込んだだけにみえます。
リストカット(自殺未遂)、麻薬、万引き、パワハラ、不倫、妊娠、ED、等…深刻な問題や仲間内の争い事ばかりあって、観ているほうは、こりゃたいへんなことになるな、と暗い気持ちになっていると、問題はすぐに終わっていき、彼らは明るく振舞い始めて驚きます。
すべてが浅い扱いで、非現実的で、共感が得られないです。


ネットで、1993年「あすなろ白書」とほぼ同じだとの指摘が多かったので、調べてみたら、本当にぴったり。
成美(石田ひかり)=ハル(上野樹里)
掛居(筒井道隆)=ナカジ(瑛太)
取手(木村拓哉)=ドクター(ジェジュン)
星香(鈴木杏樹)=ピーち(関めぐみ)
松岡(西島秀俊)=リンダ(玉山鉄二)
とすると、そっくりになります。

ちょっとなぞってみます。

★があすなろ
☆がすななれ
(「あすなろ白書」は観てないので、ネットから教えてもらいました。)

★大学に入って出会った5人の男女はあすなろ会を結成する。
☆ツイッター仲間で集まった5人の男女、すななれ会と名づける。

★成美(石田ひかり)は以前、入試の日に掛居(筒井道隆)にシャープペンをさりげなく貸してもらっていて、花火の日にキスをされて、掛居を好きになる。
☆ハルは、前に喫茶店でコーヒーをこぼして痴女呼ばわりされて頭にきていたナカジに、ツイッター仲間として再会し、帰り道、ハルが転んで怪我をし、ナカジの部屋で手当て、急にナカジからキスをされ、ハルはナカジを好きになる。

★が、掛居にはすでに長年の彼女がいる。
☆ナカジには長年付き合っている彼女、桐子が居る。

★しかし、めげずに成美は好きとまっすぐにぶつける。
☆でもハルはまっすぐにナカジが好きだと伝える。

★掛居の彼女は成美にいやがらせをする。
☆桐子はハルの存在を知って、焦り、呼び出し、わざと怪我を負わせたとナカジに言いつけ、2人の中を裂こうと嫌がらせをする。

★掛居の家庭は複雑で愛情に恵まれない生活を送ってきていた。
☆ナカジは家庭的に恵まれていないようで、さびしい生活だ。

★成美を好きなのは取手。
☆ドクターはハルが好きである。

★掛居は彼女と別れる。
☆ナカジは桐子と別れる。

★松岡(西島秀俊)は同性ながら密かに掛居が好きだった。
☆リンダはナカジを密かに好きのようだ。

この先はまだですが…

★成美と掛居はつきあい始めるが、松岡のせいで、クリスマスの日にすれ違いになり、取手は成美に思いを告げて結ばれてしまい、それを掛居に知られてしまい、2人は別れる。

★掛居を好きだった星香(鈴木杏樹)はやがて松岡と結ばれる。

☆ハルのピンチの時に命をかけて守ってくれたドクター。ハルはまっすぐに好きだと言うドクターとつきあい始める。
☆ピーちは最初は上司と不倫し、妊娠し、途中で流産、リンダと仲良くなるが、本当はナカジが好き。


★松岡が交通事故で亡くなり、掛居は大学を去り、星香は松岡の子を妊娠し、みながばらばらになる。
そして月日が流れ、社会人になり、松岡の命日に皆が集まり再会、掛居は成美にプロポーズする。


リンダが、ナカジとハルの仲を嫉妬し、わざと何かをして、その後、亡くなるのでしょうか。

たとえ設定やストーリーがほぼ同じでも面白ければいいと思います。
「あすなろ白書2010」でもいいのですが…。
この先観ていく楽しみはどれだけ一致するか、どう変えてくるか??に。


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コメント 12

ジャニスカ

「同級生」との類似はとても興味深いですね。

私も「同級生」には放映当時熱狂(?)した世代ですが、
今改めて観ると恥ずかしくて見ていられません(^^;。
その感覚がそのまんま「素直になれなくて」にも当てはまっていて、
古いタイプのドラマであることは確かだと思います。

古いタイプのストーリーの中にツイッターという新ツールや時事的な社会問題を盛り込んでるから、
なんかチグハグしてるように感じるんでしょうか。

瑛太×上野樹里というキャスティングは、
今できる、もっというと今しかできない最高のキャスティングなだけに本当にもったいないですよねぇ、、、
by ジャニスカ (2010-06-01 12:28) 

テンコ

ジャニスカさん、こんばんは!
コメントとnice!ありがとうございます。

これは古いタイプのドラマのストーリーなんですね。
そこに新しい時事的な社会問題を盛り込んでいるだけなので、うまくマッチしないのかもしれません。確かに彼らの会話を聞いていると、一昔前の人間に見えます。

瑛太×上野樹里のコンビもこれで最後になってしまうのでしょうか。演じてる彼らもシナリオに疑問を持ったりしないかと心配してしまいます。
by テンコ (2010-06-01 23:06) 

ジャニスカ

こんにちは!
最初に訂正させてください。
「同級生」→「あすなろ白書」の間違いでした、、、
混同してしまいました、、、お恥ずかしい、、、

上野樹里ちゃんは、来年は大河ドラマといことで、更なる飛躍が期待されますし、瑛太くんは、結婚ということで演じる役柄にも影響がありそうですし、やっぱりこのキャスティングで「恋愛モノ」となると本当に最期かもしれませんね、、、

お二人ともこんなシナリオでも愚直に精一杯演じているのが伝わってくるのがとっても悲しいです。

このドラマについてはあまりにも恥ずかしくて寒い内容に呆れてブログで取り上げるのを止めていたんですけど、「あすなろ」との類似も含めて、最終的に何らかの言及しておきたいと思っています。また、遊びに来てくださいませ。。。(^^)
by ジャニスカ (2010-06-02 10:26) 

テンコ

ジャニスカさん、こんにちは!

似たような「同級生」というドラマもあったのですね。あの頃のドラマって全然観ていなくて、知りませんでした。なにか別名かな?と思ったりしてました。

瑛太君、結婚、には驚きました。ドラマの役柄のイメージがあまり良くなかった(私の中ですが)ので、このドラマが評判良ければもっと良かったですねえ。2人の共演では「ラスト・フレンズ」が最高でした。

ジャニスカさんもこのドラマについて取り上げていらっしゃったんですね。またそちらにもお邪魔させていただきます。最終的なジャニスカさんの鋭く深い考察を楽しみにしております。
by テンコ (2010-06-03 18:40) 

菜・子

 こんばんは。
nice! ありがとうございました。
しかも読んでいるブログに入れてくださり、
感謝感激です(><

 さて、「素直になれなくて」。
私も視聴しています。
 去年おこった事件や話題になっているものを
うまく取り入れたんだなと素直に(^^)
見ていたんですが、
 「あすなろ白書」と類似している
とは知らなかったです。
そういう捉え方もあるんですね。

 ツイッターって、
最近、あちらこちらで見かけますが、
流行にのって、興味はあるものの、
あれで居場所が分かるんだと思うと、
ちょっと怖いかもしれませんね。
(脚色でしょうけど)
by 菜・子 (2010-06-06 01:35) 

テンコ

菜・子さん、こんにちは!
読んでるブログに勝手に登録させていただきました~。
これからもよろしくお願いします。

菜・子さんもこのドラマご覧になってたんですね。
菜・子さんのように、素直に観ればいいものを、私みたいな視聴者、なんだかんだと文句をつけてて脚本家もいやがることでしょう(笑)

わたしも興味はありますが、ツイッターについてよく知りません。140文字内でつぶやくとだれかがそれを読んで、またつぶやくんですよね。居場所、GPS機能とかでわかるのでしょうね。たぶん。この話はツイッターでなくても、知り合ったあとなら、普通の携帯メールで充分ですよね。あ、また文句言ってしまった!
by テンコ (2010-06-06 13:54) 

いいことあるぞ

テンコさん、こんにちは[__揺れるハート]♪
「素直になれなくて」は、私は見ていないのですが、テンコさんの記事を見たら、一度見てみたいなあ~という気持ちになっちゃいました♪
さすが見方が深いですね~。でも、色んなドラマがあるけど、「そんなわけないだろ!」と、突っ込みながらみるドラマがあるのも、結構楽しいですよね。
今の韓流αの、ファンタスティックカップルも、突っ込み所一杯で楽しいです[__るんるん]
by いいことあるぞ (2010-06-06 18:01) 

テンコ

いいことあるぞさん、こんにちは~[__かわいい]

あは、お恥ずかしい。突っ込みいれるのが楽しみで録画撮って観てしまっている私。観る目的が変わってきました。

「ファンタスティックカップル」は以前BSで観たので、今回韓流αを観てないのですが、楽しい話ですね。確かに突っ込みどころもありましたね。そういうのも”込み”で楽しめたりしますよね。

nice!ありがとうございます。
by テンコ (2010-06-08 14:27) 

テンコ

ぜろこさん、nice!ありがとうございます。
by テンコ (2010-06-08 14:29) 

ジャニスカ

テンコさん、こんばんは。

「素直になれなくて」最終回を迎えましたね。
以前申し上げていたこのドラマについての最終的な総括をブログに書いてみましたので、ぜひお立ち寄りください。

それにあたって、こちらの記事へのリンクを張らせていただきましたので、あわせてご連絡させていただきます。
by ジャニスカ (2010-06-25 20:18) 

ジャニスカ

すいません、「追記」です。

テンコさんの記事を改めて読んでみたら、最後の、

>★松岡が交通事故で亡くなり、掛居は大学を去り、星香は松岡の子を妊娠し、みながばらばらになる。
そして月日が流れ、社会人になり、松岡の命日に皆が集まり再会、掛居は成美にプロポーズする。


>リンダが、ナカジとハルの仲を嫉妬し、わざと何かをして、その後、亡くなるのでしょうか。

のところで失笑してしまいました(^^;。

☆を付け加えるとすれば、
リンダは自殺未遂をしてその傷が元でなくなり、ナカジは戦場カメラマンとして日本を立ち、ドクターは韓国へ帰国して、みんながバラバラになる。そして、1年が経ってハルは教員試験に合格し、みんなが集まると、ナカジが「素直になって」ハルの手を取り、二人で新しい未来を切り開く。

とでもなりますでしょうか、、、(^^ゞ
by ジャニスカ (2010-06-25 20:41) 

テンコ

ジャニスカさん、こんばんは!
また来て頂いて嬉しいです。

記事をリンクしていただいて、ありがとうございます。
私のようなかなり大雑把なドラマ感想におつきあいくださり、感激です。
その後の予想はほとんど当たりましたね。あまりにもそのまま、ひねりなく素直すぎるのでまたまた期待はずれです。
リンダが助かった時は、ちょっと変えてきたのかな?と期待したのですが、結局亡くなってしまい、ますます暗い気持ちになりました。

リンダの死は、「あすなろ白書」では松岡は自殺ではなく事故死なのですよね?よく知らないのですが、でも彼の死によって皆が大人になっていくようなところ、やっぱり同じです。

リンダがナカジとハルの仲を嫉妬して、いやがらせをするというのはなかったですね^^。あのリンダは大人でいい人過ぎました。でもあんな人はいないとも思います。死ぬ前にツイッター仲間のことばかり気にかけるような…彼の過去は、そんなに寂しく惨めなものだったのか?そうは見えない人だけに…。こういうところ、掘り下げが足りないなぁとため息が出ます。


☆を付け加えていただいてありがとうございます。[__わーい]
by テンコ (2010-06-25 21:57) 

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(下)素直になれなくて(WEBLOG:e97h0017 2010-06-25 21:12)

本作の脚本を担当した北川悦吏子さんは、ツイッターという新しいツールに着目はできても、それを時代にニーズに合わせて現在の価値観で昇華させ、ドラマに適確に生かしていく感性は持ち合わせてはいなかったようです。

素直になれなくて 脚本家 weaver(素直になれなくて 最新情報 2010-06-08 08:03)

なんだか…。|北川悦吏子オフィシャルブログ「今日のこと。」Powered ... 一番近い映画館が、2時からなので、小学3年の娘が帰る時間に間に合わないのですが、都合をつけて、必ず行きます。泣けるストーリーでジェジュン主役、考えただけでも、うれしいです。 あと、先生のブログの文って、すご…[続く]

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